東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

社民党は民進党と合流するべきではない

お疲れ様です。

このような記事が流れてきました。

社民党民進党の合意が検討されているという報道です。自民党に対抗するため野党が一体になって夏の参議院選挙で戦うにあたってこのような報道が出てきたのでしょう。

 

もし、社民党民進党が本当に合流するとどうなるでしょうか、個人的な意見を述べると双方に損しかないと思われます。民進党社民党双方の立場からなぜそのようになるのか説明していきます。

 

社民党から見た場合

社民党民進党に合流した場合、民進党の中には元民主党、元維新の党、元社民党という三つの派閥が出来上がることになります。維新の党は橋本徹氏と石原慎太郎氏という二人によって設立されました。二人とも、政治的な立場は極右であり、特に石原慎太郎氏は日本のル・ペンと紹介されるほど海外から敬遠されております。

 

もし社民党の支持者が社民党が右派政党と合流するとどうなりますでしょうか、社民党が持っていた左派の票田が共産党に流れていくでしょう。

 

民進党から見た場合

民進党がなぜ票を獲得できないのかというと、民進党が与党に比べてどのような政党を目指していくのか、どのような政策を行っていくのかということが全く国民に伝わっていないことだと思います。

 

民進党の母体となった民主党は、もともと中道右派だった自民党に比べて中道左派を目指して票を獲得してきました。自民党に投票していた無党派層の票を民主党が獲得して、2009年に政権交代を果たしました。

 

その三年後には与党自民党に戻ってからというもの、民主党は党是としてどのような政策を行いたいのか不明な部分も多いままです。そのような中で維新の党と合流することで、党としての色がさらにブレてしまい、その中に社民党が合流すると何を目指す政党なのか全くわからなくなってしまいます。

 

③最後に

 社民党にとってヘイトスピーチに対策を行うことは念願だったはずです。私もヘイトスピーチには反対の立場ですが、ヘイトスピーチに反対する立場だったはずの社民党がその法案に反対の票を投ずることは、本末転倒だと思われます。