読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

今の中国と戦前の日本はとてもよく似ているよねという話。

 

興味深い記事が掲載されています。

www.newsweekjapan.jp

もし王毅外相が岸田外務大臣などに笑顔でも見せようものなら、どれだけ「売国奴」として叩かれるかわからない。そこで中国政府全体の方針として、笑顔を見せてはならない場面と見えてもいい場面を使い分けたのである。

中国にはネット世論があり、そのため中国外相は日本の外相と会談をする場合、「売国奴」とみなされないために笑顔を見せることができません。

中国は共産党一党独裁のため民主主義はない状態が続いていますが、日本でいうネトウヨコミュニティに似たネット世論はあるわけです。

中国共産党外交政策ネット世論が後押しするような形で、現在の南シナ海の軍事拠点化も進められているのだと思います。

この「民主主義は無いが愛国主義的な世論はある」と「それに後押しされて高まる領土的野心」は戦前の日本にも当てはまります。

戦前の日本が徐々に民主主義が息を潜め軍国主義が台頭してきたように、日本の言論人やマスコミが軍国主義を賛美する姿は現在の中国政府の姿と非常によく重なります。さらに現在の中国政府がそのような声に後押しされて東南アジアに軍事基地を作り、さらには国際世論を無視する姿は戦前の日本政府の行っていること全く同じです。

 

私が個人的に思うのは、そのような国際協調を尊重しない中国政府への批判が左派の方から聞こえてこないのはとても残念に思います。それどころか安倍首相をヒトラーになぞらえて、揶揄するような姿まで見られます。

www.nikkan-gendai.com

私は安倍首相がヒトラーと似ているとは思っていません、むしろヒトラーが民主主義を破壊し、領土的野心によって侵略を行うことと同じことをしているのは、中国の習近平国家主席なのではないのでしょうか。