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東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

駐韓大使一時帰国のデメリットとは何だったのか。

東亜政治

駐韓大使の一時帰国が日本政府の告知通り行われ、少なくとも10日ほど日本に滞在する予定との報道がありました。はてなブログの中でも、一時帰国のデメリットなどが上げられましたが、私が考える一時帰国のデメリットについて列挙したいと思います。

一時帰国は総領事館前の慰安婦像設置の対抗処置にしては強すぎる処置になるのではないか。

当初から心配されていたのは、駐韓大使の一時帰国は慰安婦像の設置の対抗処置にしては、日本政府が余りにも過剰に反応しすぎではないかという批判でした。以前、李政権のときに当時の李明博大統領が竹島に上陸した際、日本政府の対抗処置として一時帰国が行われましたが、今回の場合はそれに匹敵するインパクトがあるのかという批判です。

強い対抗処置によって慰安婦像を設置した団体の動きを活発化してしまう恐れがあるのでは無いか。

はてなブログでもこのことが取り上げられておりました。

d.hatena.ne.jp

この日本政府の対抗処置で一番喜んだのはおそらく慰安婦像を設置した団体ではないでしょうか。これらの団体は私が思う限り、「元慰安婦の傷を癒すこと」を目的にしているのではなく、「様々な運動を行うことによって、慰安婦問題を長期化させること」を目的にしている気がしてならないのです。そのような団体にとって日本政府の処置は、その団体に存在意義を与えてしまった恐れがあります。

今年に行われる韓国の大統領選挙で、中国寄りの候補者の支持率を上げる形になってしまった。

上記の運動団体は慰安不合意の破棄を目標としています。そして今年に行われる韓国大統領選挙で有力な大統領候補と目される、韓国の野党「共に民主党」の前代表である文在寅(ムン・ジェイン)氏も「私が大統領になったら慰安婦合意を破棄する」と宣言している人物です。そして何よりも文氏は中国・北朝鮮よりの政治家ということです。それによって、日本政府は中・韓・北朝鮮に安全保障で対抗しなければならなくなってしまう恐れがあります。