東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

遠藤誉「チャイナ・ギャップ」

 書評です。

チャイナ・ギャップ 噛み合わない日中の歯車

チャイナ・ギャップ 噛み合わない日中の歯車

 

 最近はもっぱら韓国政治ばかりを話題にしていますが、どうしても自分には中国について全く知らないと思い、中国に関する本を読んでいます。

で、その中で面白かったのが、上記の「チャイナ・ギャップ」です。

日中の懸念事項といえば、一番は尖閣諸島の領有権問題ですが、その歴史的な背景や当時の日中の力関係、米中の力関係について、詳しく記載さえています。

特に詳しいのは中国の尖閣諸島を領有権を主張する根拠について詳しく書かれています。実は中国の機密文書をよく読むと、尖閣諸島の領有権を放棄しているのではないかという著者の指摘は大変興味深いものです。

同じシリーズの中に「チャイナジャッジ」という薄熙来事件について書かれた本や、「チャイナセブン」という中国政治について書かれた本もありますが、今読んでいるところです。