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東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

共産党は日米同盟の対案を示して欲しい

共産党機関誌の赤旗がこのような記事を載せていました。

「日米同盟第一」 根本から見直しを/「米国第一」とは最悪の組み合わせ 志位委員長が会見

抜粋します

安倍政権があらゆる問題で「日米同盟」を至上のものとする「日米同盟第一」を続けるなら、「際限のない従属の道を進むことになる」と警告。「『日米同盟第一』でいいのかということを、いま日本は根本から問い直すときにきています」と強調しました。

志井委員長は「トランプ米政権下では、安全保障上のリスクが大きい」と述べているわけです。
私はこの意見に関しては全面的に同意しますし、トランプ氏の外交方針はトランプ氏のきまぐれによって支配される可能性がある点に関しては、懸念を共有していると思います。

しかしこの記事では、それ以上の続きは書いておらず、日米同盟以外の日本の安全保障の方針に関しては全く書いておりませんでした。

すくなくとも日本が日米同盟を破棄した場合、日本の安全保障は不安定化します。代案として思いついたことを書きたいとおもいます。

1 中国側につく

 いわゆる韓国と同じ道を辿るルートです。この場合ですが、これこそ志井氏が述べる「際限のない従属の道」を進むルートです。それこそ中国の外交は、南シナ海基地問題に代表されるように、武力によって支配する「覇道」ですし、それはアメリカ政府と太平洋で敵対する関係になってしまう恐れもあります。すくなくとも日本の有権者がこの選択肢を行うことは無い気がいたします。

2 防衛力を高める

 日本の防衛力を高めるというルートですが、これは経済的な負担が大きい気がします。もっとも懸念されるのが、日本が軍備を拡張した場合、日本国憲法9条との兼ね合いはどうなるのかという問題です。日本において憲法9条改正に反対する意見は数多くありますし、共産党憲法9条の現状維持を党是としているので、一番この選択肢を嫌うのは共産党自身でしょう。

3 何もしない

 最も安全保障上のリスクが高まるのがこの選択肢です。一番わかりやすいのは民主党政権下末期の状態でしょうか。韓国大統領の竹島訪問、ロシア大統領の北方領土訪問、中国漁船による尖閣諸島の紛争など、隣国との間で数多くの紛争が起きてしまう恐れがあります。すくなくとも私は同意できません。

再度申し上げますが、志井委員長には是非日米同盟の代案を示して欲しいとおもいます。「日米同盟のリスク」を繰り返し述べたとしても、「そうだね」としか返せませんし、政権を取る気でいるのであれば現実的な外交方針を語るべきだと思います。