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東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

トランプ米政権下の東アジア情勢

トランプ氏がアメリカ大統領になってだいたい一週間ほど経ちますが、オバマケアの廃止、メキシコ国境での壁の建設、NAFTA離脱などの選挙期間中から明言していたことをそのまま行動に移しているようです。

そうなる場合、東アジア情勢はどのようになるでしょうか。とりあえず6カ国協議でアメリカを除いた5カ国を比較してみましょう。

日本

トランプ氏の経済認識は80年代のままですので、通商関係で日本と衝突が起きる可能性があります。すくなくとも日本としては事実を淡々と述べればいいのですが、トランプ氏は意に介さないでしょう。もう一つの懸念事項として、在日米軍の基地負担を日本政府に求めてくるでしょう。

中国

トランプ政権成立前から、米中関係は不安定化しています。特に「一つの中国」という、台湾と国交を行わないという方針を覆す可能性もあります。米中が対立しているのは、日本が米国の支援を受ける上では良いのだと思いますが、過度に米中関係が悪化してしまうと、戦争のリスクが高まってしまい、日本もその影響を受ける可能性もありあす。一番注目の関係でしょう。

韓国

米韓関係の前に日韓関係が全くうまくいってません。アメリカ政府の立場からしてみたら、日米韓の連携によって北朝鮮に対抗するはずですが、韓国国内の政情不安から韓国が各国との関係をどのように構築するかはいまだに不透明のままです。5月頃行われるであろう大統領選挙で野党の文氏が勝利した場合、日米韓の連携は絶望的になるでしょう。

北朝鮮

トランプ氏はキムジョンウン氏との会談に意欲的な発言をしておりました。それが事実だとするとアメリカと北朝鮮との関係が接近する可能性もあります。

ロシア

トランプ氏はかなりの親プーチン的な発言を繰り返し述べていました。もし米ロ関係が改善した場合、アメリカと欧州との関係は後退せざる終えません。特にシリア情勢、クリミア情勢ではオバマ政権下では全く逆の行動をとる可能性もあります。こちらは米中関係と同じくらい注目されている関係です。

すくなくとも超大国アメリカが外交方針を変更した場合、欧州、東アジア、中東、どの地域もかなりの影響を受けることでしょう。とりあえず、いまは日米関係を注視します。