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東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

佐々木毅「民主主義という不思議な仕組み」

書評です。

民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書)

民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書)

 

 

私たちが当たり前だと思っている民主主義について、古代ギリシャのポリスの民主政から現在までの議会政治について書かれており、高校生が読んでも理解できるぐらい平易な文章で書かれています。

この記事で民主主義とは何かについて書くつもりはありませんが、「民主主義の中での少数派」や「ナショナリズム」や「政党政治」など、いまの民主主義の仕組みや問題点を、根本から解説しています。

正直、私たちは現代社会という社会科目で「民主主義」について教わっているはずなのに、教科書特有の格調高い文章で全体として硬いんですよね。たとえば三権分立や、選挙制度などはその典型です。そのようななかで、民主主義について10代にも読みやすいかつ深い内容を扱っている本書は、その点で優れていると思います。

最後のコラムでは18歳選挙権を取り上げ、改めて民主主義とは何かを問い直すことができると思います。