東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

外交センスが皆無の文大統領は韓国を窮地に追い込む。

お疲れ様です。最近、ブログを更新しておりませんでしたが、韓国に大きな動きが出てきたため、更新したいと思います。

先日の8月15日は、日本は終戦記念日です。韓国では独立を回復した日として光復節といわれ、独立記念日として扱われています。

その日の演説の中で、文大統領の外交センスが垣間見える発言がありましたのでご紹介したいと思います。

www3.nhk.or.jp

韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領は、朝鮮半島が日本の植民地支配から解放された記念日の15日に行った演説で、日本とは未来志向的な関係を目指す一方、慰安婦と徴用工をめぐる問題について、「国民的な合意に基づく被害者の名誉回復や補償など、国際社会の原則がある」として、今後、日本政府に何らかの取り組みを求める考えを示唆しました。

 要するに、日韓慰安婦合意を締結したが、韓国の国民の間で不評であるため、合意を履行することができないので、日本はそれを考慮して何か取り組んでほしい、と言うことをです。

日本政府としては慰安婦問題は1965年の日韓請求権協定で既に解決しており、2015年の日韓慰安婦合意でそれを再確認したと言う姿勢です。

そのため、日本では既に解決されている問題をさらに蒸し返すことのメリットが無く、日本が何かアクションをするインセンティブは皆無に等しいでしょう。

そのため安倍首相はきっちりと合意の再交渉の可能性を否定しました。

headlines.yahoo.co.jp

安倍首相としても右派的な支持者がいる中で、支持率が下がるリスクを負ってまで譲歩をして、日韓合意にこぎつけたわけですから、上から目線の発言だけで日本政府が動くと考えているムン大統領の外交センスは皆無に等しいわけです。

そもそも朝鮮半島情勢が大変緊迫している中で、日米を挑発するような姿勢をとること自体が正気とは思えません。ムン大統領は自国のナショナリズムを煽ることなどせず、現実路線で日米韓の連携を深めて欲しいと思います。