東アジアの風見鶏

政治と外交と軍事についてです。

中韓スワップ終了で、韓国経済は未知の領域へ

お疲れ様です。中国と韓国の関係を示すニュースが出てきたので紹介したいと思います。

www.recordchina.co.jp

引用します。

環球網は、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題で中韓関係が冷却化する中、10月10日に期限を迎える中韓通貨スワップ協定の継続が難しい状況であるとする、韓国メディアの報道を伝えた。

通貨スワップ協定とは、自国が通貨危機の際に相手国の通貨を融通しあう協定のことで、中国と韓国は通貨スワップ協定を2008年12月から結んでおりましたが、韓国に米国のTHAADが設置されることの報復として、中国は通貨スワップの打ち切り行う予定のようです。

日本も韓国と通貨スワップ協定を結んでおりましたが、2012年に韓国の当時の大統領であった李明博による竹島上陸や、今上天皇への謝罪要求などの一連の韓国政府の行動に日本政府が辟易して、通貨スワップは打ち切りになりました。

その後、新しい通貨スワップを結ぶ会合が日韓の間で議論を開始することで合意しておりましたが、韓国の釜山にある日本総領事に慰安婦像が韓国の運動家によって設置され、日本政府はそれの報復処置として、駐韓日本大使の一時帰国のほかに日韓通貨スワップ協定締結にむけた議論の凍結を行いました。

韓国は日本との通貨スワップも打ち切られている上に、中国との通貨スワップも打ち切られようとしています。これは韓国経済そのもののリスクが高まることに他ならないのです。

日韓スワップ協定が結ばれる可能性ですが、かなり低いでしょう。というのも韓国の政治家がこのようなことを述べていました。

www.etoday.co.kr

通貨スワップ交渉を一方的に中断した日本側に先に手を差し出さないという立場を示し、「日本が立場を変えなければ、韓日通貨スワップ交渉開始はないだろう」とし、断固たる立場を堅持した

この立場を変えるというのは日韓合意を変更せよということに他ならないため、日本は立場を変えることができません。韓国政府が自国のナショナリズムに阿るのは勝手ですが、日米との関係がうまくいっていない中で、中韓関係もうまくかないと、韓国にとってかなりの不幸になるでしょう。